COLUMN
あかつき社会保険労務士法人は、広島県福山市にあります。このあたりを備後と呼ぶのですが、広島県の東部に位置し、広島と岡山の間にある、この辺りでは少し大きめの都市になろうかと思います。駅のすぐそばに福山城があり、新幹線ホームからもお城を少し見ることができます。福山市は100万本のばらが咲く「ばらの街」としてもPRしていて、弊社のそばには「ばら公園」があり、春先にはとても良い香りが漂います。
ここ福山から少し西にある尾道市、隣接する岡山県の井笠地区(井原市・笠岡市)、あるいはもう少し東にある倉敷市あたりまでが、私たちのお客様が集中するエリアです。社労士の仕事というのはもともと、地域に根差した、その地域企業とともにある仕事だったと思います。少し前までは就業規則も賃金台帳も、すべて紙で手渡しするのが基本でしたし、ネットやデジタルが普及した今でもそのスタイルを貫いている社労士は多いのではと思います。だからこそ、「すぐ伺うことができる地域」に根差したお付き合いが基本だったわけです。 ところが最近では、あまり地域が関係なくなってきたなと思うことが増えてきました。お問い合わせをいただく企業様が全国区になってきたなと感じるのです。
当然のことながら、ホームページのお問い合わせフォームは、地域を限らずご相談を受け付けることが可能です。また、弊社はChatworkなどのコミュニケーションツールを活用しているのですが、こうしたツールを活用できれば、地域のお客様でなくてもかなり密なご連絡・ご相談が可能になります。さらに、ビデオ会議が可能なツールを駆使すれば、地域など関係なく顔を見ながらご相談をお受けすることが可能です。弊社ではZoomでのオンライン会議はもちろん、Chatworkなど、用途に合わせていろいろなツールを使いわけています。こうしたコミュニケーションツールを日ごろからお使いの企業様は、是非ご相談をお寄せいただければと思います。
私たち社労士の業界が、地域を超えたご相談を受けることが多いのは、「クラウドシステムを活用した労務管理」のご相談でしょうか。最近特に増えているのは、クラウドシステムを活用した給与計算の自動化のご相談です。こうして考えると、社労士の仕事も全国区で考えなければならなくなったのだなと感じます。